ご挨拶・自己紹介
高知県佐川町にある建築設計事務所です。住宅の新築・改修・耐震診断や公共建築の設計監理、家具など木製品の設計・制作等を行っています。大阪府堺市出身で、阪神エリアで建築設計を学び、家族で高知県に移住しました。
建築家・建築士という職能として、自分自身がやりがいを感じられ、かつ周囲の人々の役にたてるような働き方を模索し続けています。町には大工や設備屋といった施工の専門家である職人がいます。施工のプロである職人と協働しながら、設計の専門家として相談ができる町医者のような「設計の職人」を目指しています。
兵庫県立大学(歴史的町並分野)・兵庫県立大学大学院(情報科学分野/デジタルファブリケーション)にて、建築分野の学習・研究に鋭意取り組んでいました。設計事務所への就職後も、休日などを利用してデジタルファブリケーションを活用したものづくりを続けていたこともあり、当時は全国的にも珍しかったデジタルファブリケーションを活用した市民工房の求人(地域おこし協力隊/さかわ発明ラボ)があった高知県佐川町に家族で移住することに決め、佐川町での任期満了後、2022年6月に設計事務所を開設しました。
設計事務所の特色
地域密着の設計/Community Based
佐川町を中心に、地元の施工業者と協働した地域密着の設計を目指しています。まずは身近なところから、地域防災や文化継承の観点において、建築設計という専門的な知識を活かすことが大切と考えます。
デジタル技術の活用/Digital Technology
重要な作業はアナログ技術で丁寧に対応し、反復の多い作業や精度が必要な作業はデジタル技術を上手に活用した、無理のない持続的な設計活動を目指します。調査段階には既存建物のVR化、設計にはBIM、施工/プレゼン等にはデジタルファブリケーション技術(3DプリンターやCNCルーター等)を取り入れています。
歴史的建築物の保全・活用/Heritage Architect
地域に腰を据え、心身共にゆとりのある環境で力を発揮することで、地域文化の醸成や継承、発展に寄与する準備が整うと考えます。地域に暮らして日々土着の文化を感じつつ、最新技術を学び駆使しながら、歴史的な景観の保全の一助を担えるような活動を心がけています。
お知らせ
NEW![2024/08/21] 設計監理・施工(デジタルファブリケーション)を担当した「佐川おもちゃ美術館」が第18回キッズデザイン賞を受賞いたしました。(伊藤立平建築設計事務所・tokotodesign合同会社との協働受賞)
[2023/05/29] 司牡丹酒造㈱焼酎蔵買取・整備事業 耐震補強基本計画及び活用計画策定業務プロポーザルにおいて、優先交渉権者に選定されました。(㈲艸建築工房とのJV参画)
[2023/05/10] 設計監理を担当した「暮らしの雑貨店♭+(ふらっとと)」がKUTVテレビ高知の番組からふるcolorfulでご紹介・放映されました。